The Evil Within ナイトメアクリア

クリアしたのは一週間前でしたが毎度のめんどくさがりが祟って今更


さて　 The Evil Withinを二周してみて思ったのは　やはりゲームを理解してくると粗が見えてくるということです

レビューやユーザーの評価は正直微妙
私自身も後半のレベルデザインや　操作などのシステム周りに多少の不満があります


前の記事でも触れたように　ゲームのデザインなどはすごい好みです
敵のおぞましい外見など雰囲気は大当り

ただ事前に予想できたとはえ　あまりにもバイオ4を意識しすぎているような・・・
オマージュシーンは良かったのですが　
前半の雰囲気抜群の村ステージでステルスしてると思ったら
後半はトンデモ世界でドンパチとは・・・　こういうところは真似してほしくありませんでした

ゲームが進むにつれ一部のシステムが機能しないのはよろしくないと思います



主人公の操作感ももっさりとしていて　もうちょっとサクサク動ければなと思いました
マッチを擦る動作や梯子の上り下りなどはもっとキビキビしたモーションにしてくれないと　変な所でストレスが溜まってしまいます



ゲームの進める中で　めんどくさい逃げイベントなどが強制されるのもマイナス
トラップを避けて進むイベントとか　ちょっとミスっただけで即死　そしてやり直しはちょっと・・・

雑魚やボス敵も即死技があったりするので　簡単に死んでしまいます
それでなくとも難易度が高いので　ゲームを普段やらない人はカジュアルでもクリアは難しそう


私がメインでプレイしているのはPC版ですが
国内のCS版はゴアDLCを入れても規制が酷いようです
主人公の死亡シーンは暗転で終わり
この脳パズルのシーンもCS版では人体模型に変わってます
ここは人それぞれですが



ナイトメアのクリア時の成績はご覧の通り
サバイバル難易度の大体二倍ほど死亡しました
主な死因はChapter6の室内立てこもりイベントと　ラウラやアマルガム・コアなどのボス

この難易度で敵の数や耐久力、AIが向上するのはいい刺激になるのですが
それ以外にトラップがいやらしい所に増えていて　ここは正直疑問に思いました
こんなところにトラバサミ置くな！と思ったことが何度も　結構イライラしてしまいましたね


個人的には今作はバイオ4のようにどんどん場面が切り替わって進んでいくタイプではなく
ある程度ひとつのステージを自由に探索できるBIOSHOCK1.2のようなレベルデザインなら良かったんじゃないかと
それでボスクラスの敵を各ステージに配置（クロックタワーのシザーマンのような）して徘徊させるとか
ホーンテッドが復活するのは今作ではほとんど意味がなかったのですが　これなら倒すかやり過ごすかも重要になる
ステージが広いので　ステルスもはかどりますし探索の楽しみも増えます


今作はシステムとレベルデザインがマッチしてないような感じなんですよね・・・・
そういう意味では惜しい作品だと思います
DLCもあるはずなのですが　早速シーズンパスがSteamで半額という悪い予感が・・・・

Bethesdaが指定した売上は正直無理そうなので次回作があるかはわかりませんが
こういった細かい部分を改善していけば　素晴らしいシリーズになると思います
色々と不満はあれど　私個人的にはフルプライスでも満足した出来なので良かった


DLCがどうなるかが分からないのが気掛かりですが・・・　気長に待つとします

では次回